凶行起こしたパンくんは過去にも警告されていた [パンくん]

チンパンジーのパンくんは、「天才!志村どうぶつ園」で、志村けんさんとお揃いのオーバーオール姿で人気を呼んでいました。

チンパンジーのパンくんが、熊本県阿蘇市の観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」のショーの最中に女性を襲う事件が起きました。

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襲われた女性研修生は額と腹部、足首を噛まれ、全治2週間の大怪我です。

足首のアキレス腱のあたりは噛みつかれたことで、肉がそげ落ちそうになっていたともいいます。

パンくんは、2001年10月に宮崎県の宮崎市フェニックス自然動物園で生まれました。

現在のトレーナーである宮沢厚さんが所属するカドリー・ドミニオンに移されると、「志村どうぶつ園」へのテレビ出演が決まりました。

このテレビ出演が問題として取り上げられた事がありました。

ワシントン条約のリストに指定されている動物は、種の保存法によって繁殖目的以外での譲渡が禁じられているそうです。

パンくんはショーのために譲渡されています。

チンパンジーは3、4才までに群れの中で見よう見まねで繁殖を学びます。

群れから離し、あのように擬人化してしまうと、本来の野生の姿を大きく歪めてしまうそうです。

以前、環境大臣だった小池百合子議員が「本来の目的から逸れていると判断されれば、動物園に対して適切に指導をしていきたい」と警告し、カドリー・ドミニオンに対し、事情聴取を行い、話し合いを重ねていました。

しかし、カドリー・ドミニオンはこれを反故にする形で、日本動物園水族館協会を退会しました。

そして、パンくんはテレビや舞台に立ち続けました。

チンパンジーは6才を超え、性成熟を迎えるにつれて人のいうことをきかなくなってしまうそうです。

大人のチンパンジーは握力は200kgを超え、人を襲うこともある猛獣だそうです。

パンくんだけが例外という事はなかったのです。
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